The Nine Mile Run Greenway Project
金, 03/21/2014 - 11:04 — parchive_admin

タイトル(原語) | The Nine Mile Run Greenway Project |
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タイトル(日本語) | ナイン・マイル・ラン・グリーンウェイ・プロジェクト |
アーティスト(原語) | Tim Collins、Reiko Goto、Robert Bingham、John Stephen |
アーティスト(日本語) | ティム・コリンズ ティム・コリンズ、レイコ・ゴトー、ロバート・ビンハム、ジョン・ステファン |
分野 | アーティスト、弁護士 |
場所(国) | アメリカ合衆国 |
場所(市、県、州など) | Pittsburgh、Pennsylvania |
制作年/完成年 | 2000 |
主催者 | STUDIO for Creative Inquiry, Carnegie Mellon University |
関係団体(共催、後援、助成、協賛、協力など) | Heinz、City of Pittsburgh |
資金源 | 民間資金 |
資金源(その他) | |
予算規模 | 1億円以上 |
URL | |
概要 | The Nine Mile Run Greenway Project(NMRGP)はピッツバーグの最後のオープンストリーム(地表に出ている小川)を開発から守り、エコロジカルなグリーンウェイ(緑の公共空間)をコミュニティに提供する計画である。鉄鋼業後の環境汚染からの脱却と環境改善をめざすピッツバーグ市にとって最初のエコロジカルな再生事業だ。このプロジェクトはバランスのとれたサステナブルな都市環境を取り戻す挑戦として格好なモデルケースとなった。新たな開発計画ではこの唯一残された川をスラッグで地下埋設することで土地を確保し住宅化する案であり、公聴会では経済優先の開発を不安視する質問が多数寄せられた。そこで、STUDIO for Creative Inquiryの3人のアーティストと弁護士が中心に科学者、技術者、歴史家、都市計画家、専門家などによる学際的なリサーチが実施され、都市の歴史や自生の動植物,水質の調査などを通じて、Brownfieldの再生と生態系の復元が提唱された。一般市民が参加するワークショップと対話が重視され、それはNMRのオープンスペースへの理解を拡げる機会となった。このカーネギー・メロン大学を中心としたプロジェクトはケッチャップで有名なHeinz社に支援を受けた。その協働の過程は最終マスタープランに決定的な影響を与え、都市の貴重な小川が保全されることになり、2013年には実際に谷間の流域がフリックパークに組み込まれ、公共空間として甦ったのである。 |
タグ | アメリカ、環境/エコロジー |