ミルフイユ 04 今日のつくり方
火, 04/15/2014 - 08:05 — parchive_admin
著者 | いがらしみきお |
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発行所 | 赤々舎 |
発行年 | 2012 |
内容 | 序文「今日の作り方」より 「取り戻すべき日常」は、果たしてこれまでと同様の日常なのか。過去に戻るのでもなく、此処に留まるのでもなく、ただ漠然と何かを棚上げするかのように未来を描くのでもなく、いま、今日をどうつくるのか。 この問いに携える道具のひとつとなるよう、この本をつくった。 私たちは震えている。あるいは、喘いでいる。もしくは、戦っている。日々、あらゆるものの価値についての決定を要請され、その答えを急かされる。焦らずにはいられず、自らの内のどこからか湧いてくる、よくわからない渇望に捕らえられていく。そんな日々の向こう側にどのような未来を描けばいいのだろう。そう立ち止まる間にも、実態のよくわからない大きな力が、私たちをまた元のサイクルに引き戻そうとする。 このまとわりつくような濁流から、身を引きはがし、たとえ不器用であろうとも痺れるような実感がともなう歩みを得るには、あらためて今日のつくり方、そして外界との関わり方についての方策を探る必要があると考えた。 |
和書カテゴリー | アートと社会 |
配架場所 | アートと社会 |
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