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人と芸術とアンドロイド― 私はなぜロボットを作るのか

著者 石黒浩
発行所 日本評論社
発行年 2012
内容

自分自身にそっくりのアンドロイドである「ジェミノイド」。 劇作家・平田オリザ氏とタッグを組んだ「アンドロイド演劇」。 「最低限の人間」を追求したデザインに携帯電話の機能を組み込んだ「エルフォイド」。 誰にも真似できない奇抜な発想で、人間を人間たらしめている究極の要素に迫ろうとするロボット工学者・石黒浩。 肉体のもつ意味が薄れた現在、個人のアイデンティティはどこに見出せるのか。 皮膚を剥いだアンドロイドに強烈な不気味さが生まれるのはなぜなのか。 人類はなぜ、新しい技術を獲得するたびに人間型のロボットを構想してきたのか。 技術開発や芸術表現など、人間が取り組んできた創造的活動の源は何なのか。 技術の世界から哲学、さらには芸術の領域にまで足を踏み出そうとする石黒氏の、この数年の取り組みと思考のエッセンスをまとめた。現時点での集大成!

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