threep

ユーザビリティエンジニアリング原論―ユーザーのためのインタフェースデザイン

著者 ヤコブ ニールセン
発行所 東京電機大学出版局
発行年 2002
内容

従来の家電製品や産業機械の操作インタフェースは、シンプルな機能をシンプルな操作で実現することができた。しかし、Webサイトにおいては、機能が複雑になってきているにもかかわらず、ユーザーが使いやすいインタフェースの解決手法はまだ定まっていない。 本書は、Webユーザビリティの第一人者であるヤコブ・ニールセンが、ユーザビリティ エンジニアリングについてまとめた解説書である。内容が時代に対して早すぎたのか、原書『Usability Engineering』の翻訳本は、一度絶版になっていたが、今回再版されることとなった。本書のおもな内容は、「概論」、「ユーザビリティとは?」、「ユーザーインタフェースの世代」、「ユーザビリティエンジニアリングのライフサイクル」、「ユーザビリティヒューリステック評価」、「ユーザビリティテスト」、「テスト以外のユーザビリティ評価手法」、「インターフェース標準」、「国際的なユーザーインタフェース」などとなっている。 ユーザビリティの具体的な評価手法や問題点だけでなく、本格的なユーザビリティテストを行えない場合の評価手法にまで言及している。巻末の付録には、ユーザビリティエンジニアリングの重要点を理解するための練習課題が収録されており、研修の教材へ応用できる。また、ユーザビリティに興味がある幅広い読者層におすすめできる。(大塚佳樹)

和書カテゴリー メディア
配架場所 メディア

※書籍をお探しの方は「配架場所」に記載されたカテゴリの欄をお探しください。
 配架場所が不明の場合は、スタッフにお尋ねください。