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Morpheとは?

Morpheは1995年から2000年にかけて、東京・青山を主な舞台として開催された、地域型のアートプロジェクト。ギャラリーを中心に、ブティック・喫茶店・自動車ショールームなどで、現代アートの展示・上演などを行う。

1994年に青山で開催されたアート・イベント「マニフェスト」の発展形。変容し続ける世界を俯瞰する視点から、夢と眠りを司るギリシアの神モルフェウスにちなんで、「Morphe」と名付けられた。

当時の東京・現代アートの中心地である銀座に対して、ファッションの最先端の地、青山から新しい流れを生み出そうとしたのが、「マニフェスト」=「モルフェ」である。

1994年、青山にミヅマ・アート・ギャラリーを開廊した三潴末雄、AKI-EXの秋薫里らによって立ち上げられ、1995年から2000年まで仲世古佳伸が総合ディレクションを務めた。

1995年のテーマ「亀裂:City Crack」は、阪神大震災・地下鉄サリン事件など、同時代の「都市の危機」と正面から向き合ったもの。また、1998年には三重県・南勢町をもう一つの舞台に加え、2000年には香港のARTscopeとコラボレーションするなど、毎年特徴のあるプログラムが行われた。

Morphe'95 - 2000のテーマ

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